階級をどこにするのかは、選手にとっては悩みどころでしょう。
特にデビュー戦の選手にとっては。
1階級違えば体の大きさもパンチの強さも格段に変わると言われていますが、何と言っても試合用の小さなグローブで殴り合ったことがないのです。
普段の練習のスパーリング用グローブがメロンパンだとすると、試合用のグローブはサータアンダギーくらい違います。(分かるかなぁ💦)
マネージャーの私も試合をしたことがないから1階級の違いを肌で感じたことはないですけども。
パンチがヤバくなるからと言って、欲張って低い階級のオファーを受けてしまうとキツさが半端なく、また減量失敗の恐怖も付き纏います。(無意識で食べ物を口にしてしまう選手も居るとか)
あくまで、とよはしボクシングジム内ではの話ですが、階級を選手抜きで決定することはありません。
周りのプロや会長、本人と話し合った合意の上で決定します。
デビュー戦は減量経験がないから、アマチュアボクシングの経験者でもない限り無理を言いたくはありませんが、重いパンチが飛んでくるとなると可哀想というジレンマにいつも陥ります。
これがベテランになると自分の判断だけで決められるし、低カロリーな栄養補給方法などにも詳しくなって来るので、色んなことが当人任せになっていきます。
中村力也は現在、初めての減量に挑んでいます。
大先輩の太田卓矢選手同様、苦しくても愚痴や泣き言は言いません。
普段からとても真面目で穏やかな性格です。
猫で言うと『優しい巨人』とか『ジェントルジャイアント』などの異名を持つ"メインクーン"と言ったところでしょうか🐈
どうでもいい話ですが、私が飼いたいモフモフの一種でもあります。
本当どうでもいいですが。
逸れまくった話を元に戻しますが、中村力也、ウェルター級まで残り3kgほどだそうです。
真面目で我慢強い穏やかなメインクーンは、油断をしなければ減量は上手くいきそうです。
今日は走りに行くところを撮ろうとしたら、律儀にボクサーらしいキメポーズをしてくれました。
が、個人的に私がかしこまった写真を使いたくなかったので、その場でボツにして油断したところを撮りましたw
(少し頬がこけてます)
毎日会長のブログに写真を上げてるのに、不意にカメラを向けられるとナチュラルに出来ないピュアな初々しさが彼の魅力です。
減量から試合までの初めてを追えるのは、全ての選手にとって一度きりです。
試合後までレポしますので、是非とも見届けてくださいね☺️