3月末から新人王のトーナメントが始まる予定でしたが、まさかのコロナ襲来で予定が全て吹っ飛んでしまいました🌪
だから、この新人王のレポは過去記事からの続きとなります。
ボクシングは三密の権化の様なスポーツです。
自粛期間中に沢山の試合が流れ、多くの選手の涙も流れました。
とよはしボクシングジムからは以下の2人の選手がエントリーしていました。
中村力也/ナカムラ リキヤ
スーパーライト級(63.5kg)/サウスポー
時弘将志/トキヒロ マサシ
フェザー級(57.1kg)/右利き(オーソドックスと言います)
エントリーしていた選手2人はコロナ禍の中、開催されるのか、中止になるのか分からない間、ただじっと決定が下されるのを待ちました。
ジムも4/17〜5/6まで完全休業。
その後もごく短時間で細々と営業を続ける日々が続きました。
日本中、いや世界中のアスリートがこんなに練習が出来ない日々を送ったことはないでしょう。
全ての社会生活が止まり、まるで世界が灰色になった様な日々でした。
「来月は試合やるらしいよ?」
「もう?まだ早くね?」
「もうやらないとダメでしょ!」
「やっぱ無しになった。」
そんな話が繰り返された数ヶ月でした。
練習が出来ないから筋力もスタミナも日々落ちていく為、モチベーションが保てなくなり、リングを去ったボクサーも大勢います。
中村力也と時弘将志は、良くも悪くもマイペースのおっとりタイプなので、それなりにストレスは溜まったでしょうが、辞める決断を下すことはありませんでした。
そんな中ようやく7/12(日)に試合が決まりました。
予定より大幅に遅れましたが、全日本新人王トーナメントの再開です。
試合が決まったのは喜ばしい事ではありますが、今回はコロナ以降、全国初の試合となり、無観客で行われます。
コロナ関連でテレビの取材も来ると聞いています。
どのタイミングで記事を書こうか悩みましたが、試合まで1ヶ月を切ったのでレポを再開することにしました。
どなたにも現地での観戦をして頂くことが出来ないので、せめてレポからだけでも皆様と臨場感を共有できたら嬉しいです。
今まではチケット購入者様だけお楽しみ頂けたこのブログですが、今回はそんな理由から完全無料で読んで頂けますし、過去分も全て解放しています。
私自身も随分と長い間、長文を書いてないので不安はありますが、皆さまが見たい、知りたい情報をシェアしていきますので、最後までお付き合いくださいね。