美濃巧人の新人王トーナメントの準決勝は3-0、判定勝ちでした🏅
勝てたのは本当に喜ばしいことですが、残念ながら勝利にいつまでも浸っている余裕はありません。
繰り返しますが、これは準決勝で中日本の決勝は8月8(日)、つまり体重がすっかり元に戻った頃にまた減量開始です。
普通なら、対戦相手を選手両人と互いのジムの了承を得て試合を決めていくものですが、トーナメントは勝った者同士が戦って全国制覇を目指していくので相手を選べないし、勝ち進むにつれ強敵が立ち塞がります。
出る限りはてっぺん(全日本新人王)を目指したい🥇
目の前に高い山があるから、頂上まで登り詰めたい⛰
選手全員がそんな気持ちでエントリーします。
なんといってもC級(4回戦)からB級(6回戦)を飛び越えてA級(8回戦〜)選手になれるのですから。
しかも優勝すれば日本ランキングに入れるビッグプレゼント付き🎁
A級でランキング上位ともなるとタイトルマッチに絡む可能性も出てくるし、賞金マッチみたいな派手で注目度の高い試合にも出場出来るので、同じボクサーでも見る世界は大きく変化します。
その為にも新人王は参加資格のあるほとんどの4回戦ボクサーがエントリーするので、階級にもよりますが参加者は少なくありません。
得られる物が大きいから、そこに賭ける選手達の気持ちは半端ではありません。
美濃巧人は勝利したとは言え、楽に勝てたとは到底言えませんでした。
相手の大城選手は打たれても打たれても打ち返しては前に出て来る、とても気持ちの強い選手でした。
試合はとてもクリーンなもので、前回の渡辺選手同様、相手の健闘を心から称賛できる素晴らしい選手でした。
(本当に対戦相手に恵まれてますね✨)
だからこそ、彼を乗り越えた以上、次も勝って、自分の相手は強い選手だったと納得して貰わなければなりません。
勝った人間は負けた選手の気持ちを背負って前に進む宿命です。
「あいつと戦ったけど、あいつは強かったな」と誇りに思って貰う為にも。
勝ってなお、バックルームで反省の弁を口にしては思う様な試合運びが出来なかったことを悔しがっていた美濃巧人。
まだたったの2戦目ですから、中々思う様にはいきません。
ですが、また新たに経験を積み上げ、そして簡単には勝てない現実を突きつけられたことで沢山の課題を得ることが出来ました。
少ししか休めないけど、しっかりリフレッシュして、また次に進もう🥊
次は8月8日(日)の中日本の決勝の舞台です。
引き続き応援よろしくおねがい致します📣