中村力也の勝利の陰で、誰よりも頑張ってくれた先輩の紹介を省くことは出来ません。
スーパーフェザー級(58.9kg)で8回戦のA級選手であり、とよはしボクシングジムの頼れる兄貴分、太田卓矢選手です。
(写真中央)
中村力也や美濃巧人のスパーリング(実戦練習)に日々付き合い、減量や練習のアドバイスに加え練習も本番もセコンドを務めてくれました。
美濃巧人はスーパーフライ級(52.1kg)なので階級は軽いですが、中村力也はウェルター級(66.6kg)と太田選手より3階級も大きく、いくらデビュー前とは言え、スパーリングに頻繁に付き合うのは負担が大きいと思うのですが、かわいい後輩の為に頑張ってくれました。
(靴紐をテーピングで止めてくれてます)
(ワセリン塗り塗り)
中村力也のデビュー戦の裏側で、せわしなく世話係をする彼の姿がありました。
現役選手は現役選手にしか分からない何かがあり、側に立ってくれる心強さや安心感も絶対あると思うので、セコンドは会長以外は極力選手にも着いて貰いたいと思っています。
試合の日、私はフロア上の高い位置からカメラを構えていましたが、かなり遠い場所に居たにも拘らず、いつになく大声の太田選手の声が聞こえて来ました。
一生懸命な選手に付き合う太田選手もまた、一生懸命でした。
リングに上がれば客席の拍手を煽り、買った瞬間にはやはり破顔の笑顔で中村力也を称えてくれました。
(本人お気に入りのハグ写真)
(笑顔のセコンド陣)
ジムではトップの太田卓矢選手ですが、トップだからと威張り散らす様な事は決してありません。
練習は皆んなでやるものだから、全員で強くなれる様に心配りをしてくれます。
不動のトップは、優秀なチームリーダーでなければ上手く回らないのです。
彼の試合は2月以降になるので、まだ何も決まっていませんが、気配りのチームリーダーは試合でも大きな背中を見せてくれるでしょう。
どうやら来年も盛り沢山になりそうです。
それぞれに個性があり、抱えているものがあります。
一人一人のドラマをお届け出来る様に、またレポも頑張りますので、どうかここを覗きながら、選手の人柄も含めて応援頂けると嬉しいです😆
よろしくお願い致します🙇♀️
ところで笑顔のセコンド陣の以下の写真、反転させたらアレみたいだったので、ついでに載せておきます😁